トイレの打ち合わせも終盤になると、紙巻器やリモコン、タオル掛けの位置を決めます。
どれも小さな設備なので、「この辺でいいかな」と決めてしまいがちです。
でも、同じ商品を使っていても、付ける場所によってトイレの見え方は変わります。
コンセントも普段はあまり意識しませんが、便器の種類によっては既存位置が使えないことがあります。
今日は、紙巻器・リモコン・タオル掛け・コンセントをどこに配置すると納まりがいいのか、私の考え方をお話しします。
紙巻器が下、リモコンが上
紙巻器とリモコンは、基本的にセットで考えましょう。
別々の場所へ付けるより、縦のラインを揃えて配置したほうがすっきり見えます。
紙巻器の高さは、床から700mm前後がひとつの目安。ただ、商品によって大きさや形は違うので、数字だけに合わせる必要はありません。
紙巻器を基準にして、その上へリモコンを配置するくらいの考え方で十分です。
タオル掛けも、できれば同じ壁へまとめる
トイレ内に手洗器があり、タオル掛けも付けるなら、それも紙巻器やリモコンと一緒に考えます。
紙巻器は右。
リモコンは左。
タオル掛けは正面。
と壁のあちこちに設備が散らばるより、できるだけ同じ壁へまとめたほうがすっきり見えます。
とくに側面へアクセントクロスを使うなら、私はその壁へ紙巻器・リモコン・タオル掛けをまとめるのがおすすめです。
アクセントになる壁と、リモコンや紙巻器などの空間の雑音を同じ場所へまとめるイメージ。反対側の壁に何も付けなければ、その分すっきり見えます。
ただし、紙巻器やタオル掛けそのものを見せたい場合は、あえてアクセントクロスとは反対側へ配置するのもいいと思います。
真鍮やブラック、木製など、デザイン性のある商品もたくさんありますから、設備そのものをアクセントとして見せる考え方もできます。
入口に袖壁があるなら、袖壁がある側へまとめる
紙巻器は「右利きだから右側」と考えることがありますが、利き手よりもトイレの形を優先しています。
入口に袖壁があるなら、紙巻器とリモコンは袖壁がある側の壁へまとめる。
こちらのほうが、出入りするときの動線を邪魔しにくく、設備の位置もまとまりやすいからです。
右手で取るか左手で取るかは、使っていれば慣れます。
利き手に合わせることよりも、トイレの形に合わせて邪魔にならない側へまとめるほうを優先したいと思っています。
コンセントは、基本そのままでも問題ない
温水洗浄便座にはコンセントが必要です。
既存のコンセントが一般的な位置にあり、交換する便器の電源コードが届くなら、基本的にはそのままで問題ありません。
コンセントの高さや位置を細かく調整することより、注意したいのはキャビネット型トイレへ交換するときです。
キャビネット型は、便器の後ろにタンクや配管、収納が納まります。
そのため、既存のコンセント位置によってはキャビネットと干渉して、そのまま使えないことがあります。
一般的な便器から一般的な便器へ交換するだけなら、それほど気にしなくてもいい。
ただ、キャビネット型を選ぶ場合は、既存コンセントが指定された範囲に納まるかを先に確認する。
ここは商品を決めた段階で、担当者に見てもらえば大丈夫です。
高さより、設備をどうまとめるかを見る
紙巻器は床から700mm前後。
リモコンはその上。
高さだけなら、それほど難しい話ではありません。
それよりも私は、
- 紙巻器とリモコンを同じ壁へまとめる
- タオル掛けもできれば同じ壁へ
- アクセントクロスを使うなら、設備類も一緒に見せ方を考える
- 袖壁があるなら、袖壁がある側を優先する
- キャビネット型ならコンセント位置を確認する
このあたりを先に見ます。
小さな設備ほど、壁のあちこちへ散らさず、まとめて配置したほうがトイレはきれいに納まります。
高さは、その配置が決まってから調整すれば十分です。
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紙巻器やリモコンの位置まで決まったら、いよいよ工事です。
トイレ交換は、工事内容によって必要な日数が変わります。
次は、トイレ交換の工期はどれくらい?|1日で終わる?内装・手洗い追加の場合で、便器交換から内装、手洗器を追加する場合まで、工事にかかる日数を整理します。