トイレを交換したいという相談は、古さや汚れが気になる場合と、不具合から始まる場合があります。
温水洗浄便座が動かない、水が漏れる、タンクに水がたまらない。こうした不具合は、症状によっては便器を取り替えずに直せます。
修理で済むと分かっても、節水や掃除のしやすさを考え、せっかくなら新しいトイレへ交換しようと考える方もいます。そのときは、便器だけでなく、手洗い、収納、内装も一緒に見直します。
今日は、トイレリフォームの相談を受けたときに、私が最初に聞いていることをお話しします。
洗面所の相談で確認していることは、洗面所リフォームの相談で、私が最初に聞くことでお話ししています。
まず、交換したい理由を聞く
最初に聞くのは、なぜトイレを交換したいと思ったのかです。
古くなって見た目が気になる、掃除をしても汚れが落ちないという相談もあれば、温水洗浄便座やタンクの不具合がきっかけになることもあります。
交換理由が分かれば、修理で困りごとを解消できるのか、便座だけを替えるのか、便器やタンクも含めて交換するのかを整理できます。
不具合なら、修理で済むか確認する
陶器でできた便器本体は、割れや大きな傷がなければ、そのまま使えることもあります。水漏れやタンクの不具合は内部部品の交換、温水洗浄便座の故障は便座だけの交換で直せる場合があります。
そこで、現在使っているトイレの品番、使用年数、不具合の症状を確認します。交換部品があるか、修理にいくらかかるかが分かれば、修理か交換かを決めやすくなります。
長く使っている場合は、一か所を直したあとに別の不具合が出ることもあるため、今後どれくらい使いたいかも含めて判断します。
交換するなら、掃除の悩みも解消しましょう
新しいトイレへ交換するなら、今どこを掃除しにくいと感じているかを聞きます。
便器の中の汚れが落ちにくい、ふちの裏へ手が届かない、便座との隙間を拭きにくい。タンクや給水管の周りにほこりがたまり、床掃除に手間がかかることもあります。
掃除の悩みが分かれば、必要な形や機能を選びやすくなります。カタログに書かれた機能の多さより、普段どこに手間を感じているかを先に確認します。
手洗いは実際に使っていますか?
今のトイレにタンク上の手洗いがあっても、家族が洗面所で手を洗っているなら、同じ形を残す必要はないかもしれません。
トイレの中で手を洗いたい場合は、タンク上の手洗いを付けるか、別に手洗器を設けます。手洗いの有無は見た目だけで決めず、家族が普段どこで手を洗っているかから考えます。
収納と内装も一緒に確認する
トイレットペーパーや掃除用品、生理用品をどこに置いているかも確認します。床や窓台へ置いているものがあれば、便器の交換に合わせて収納場所をつくる方法があります。
内装は、床材の汚れや壁紙のにおいだけでなく、交換後に古い便器の跡が見えないかも確認したいところです。便器を外している間に床材を張り替えれば、新しい便器の下まできれいに施工できます。
収納や紙巻器を替える場合は、ねじ穴や壁紙の日焼け跡が残ることもあります。今の内装を使うのか、便器と一緒に張り替えるのかを先に決めておきます。
修理するところと、交換するところを分ける
トイレの不具合は、修理や便座交換で直ることがあります。それでも交換するなら、掃除、手洗い、収納、内装のうち、今困っているところまで見直します。
すべてを新しくする必要はありません。収納に不満がなければ残し、壁紙がきれいなら便器と床材だけを替える方法もあります。
トイレリフォームでは、交換する商品を選ぶ前に、修理で済ますのか、工事で改善したいのか明確にしていきましょう。
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トイレを交換すると決めたら、新しい便器を取り付けられるか確認します。排水や給水の位置、水圧、コンセントによって、選べる商品が変わるためです。
次は、今のトイレに取り付けられる?|排水芯・給水・水圧・コンセントで、商品を選ぶ前に見ておきたい設置条件を整理します。