リフォーム会社を選ぶとき、「保証は何年ですか?」という話になることがあります。
もちろん、保証期間は大切です。
でも、現場でお客様とお話ししていると、それと同じくらい大切だと感じるのが工事後のサポート体制です。
住み始めてから気になることが出てきたとき、相談しやすい会社かどうか。
契約前だからこそ確認しておきたいポイントをご紹介します。
保証とアフターサービスは少し意味が違います
「保証」と「アフターサービス」は、似ているようで少し意味が異なります。
保証は、不具合が発生した際に、一定の条件のもとで対応する仕組みです。
一方、アフターサービスは、工事後の点検や相談窓口なども含めたサポート全体を指します。
会社によって内容は異なりますが、
- 定期点検を行っている
- 工事後の相談窓口がある
- 保証内容について説明してくれる
など、さまざまな形があります。
なお、「保証」の対象になるのか、それとも調整や点検で解決できる内容なのかは、実際に確認してみないと分からないケースもあります。
その違いについては、こちらの記事でもご紹介しています。
関連記事
「これって施工ミス?リフォーム後によくある『不具合』と『調整』の違い」
https://kurashi-no-yohaku.com/renovation-construction-mistake/
保証年数だけでは分からないこと
「10年保証」と聞くと安心できそうに感じます。
もちろん、保証期間は確認しておきたいポイントです。
ただ、保証年数だけでは、
- 困ったときは誰に連絡するのか
- 工事後の相談はできるのか
- 点検の機会はあるのか
までは分かりません。
だからこそ、契約前には工事後のサポートについても確認しておくことをおすすめします。
また、契約前に確認しておきたいことについては、こちらの記事でも詳しくまとめています。
関連記事
「リフォーム契約前に確認したいこと|見積書と一緒に最後に見てほしいポイント」
https://kurashi-no-yohaku.com/reform-contract-check/
契約前に確認しておきたい3つのこと
定期点検はありますか?
すべての会社が実施しているわけではありません。
点検がある場合も、時期や対象となる工事は会社によって異なります。
「いつ頃、どのような点検がありますか?」
と聞いておくとイメージしやすくなります。
工事後に気になることがあったら、どこへ連絡しますか?
担当者へ直接連絡するのか、会社の窓口があるのか。
連絡先が分かっているだけでも、いざというときに安心です。
工事後に「これって大丈夫かな?」と思ったら、自分で判断せず、まず相談してみることをおすすめします。
気になる症状を見つけたときの考え方は、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事
「リフォーム後に不具合を見つけたら?|まず連絡すべきこと」
https://kurashi-no-yohaku.com/renovation-defect/
保証の内容を説明してもらえますか?
保証には、
- 工事に対する保証
- 設備機器のメーカー保証
などがあります。
期間だけでなく、「どんな場合が対象になるのか」まで確認しておくと、あとで戸惑うことが少なくなります。
また、契約内容は後から「言った・言わない」にならないよう、書面で確認しておくことも大切です。
関連記事
「リフォームの口約束は有効?|現場で起こる認識のズレとは」
https://kurashi-no-yohaku.com/oral-contract/
現役営業として思うこと
私は、お客様から保証について質問をいただいたとき、
「保証期間も大切ですが、工事後に何かあれば、まずご連絡ください。」
というお話もしています。
工事が終わったあとに気になることが出てくるのは、決して珍しいことではありません。
その内容が保証の対象なのか、現地で確認した方がよいのかは、実際にお話を伺ってみないと分からないケースもあります。
だからこそ、「何年保証か」だけではなく、「工事後も相談しやすい会社かどうか」という視点も持っておくと安心です。
まとめ
リフォームでは、保証年数だけで比較するのではなく、工事後のサポート体制にも目を向けてみましょう。
契約前に確認しておきたいのは、
- 定期点検の有無
- 工事後の相談窓口
- 保証の内容と範囲
この3つです。
工事は完成したら終わりではなく、そこから実際の暮らしが始まります。
だからこそ、「工事をしてくれる会社」だけでなく、「工事後も相談できる会社かどうか」という視点も、会社選びの一つの基準にしてみてください。