「このボタン、何だったかな。」
リフォーム後、新しくなった給湯器や食洗機を前にして、手が止まることがあります。
お引き渡しのときに説明を受けたはずなのに、いざ使おうとすると分からない。取扱説明書を開いても、自分が知りたいことがどこに書いてあるのか見つかりません。
そんなとき、もう一つ迷うのが連絡先です。
メーカーに聞くのか。
工事をした施工会社に聞くのか。
それとも、打ち合わせを担当した営業に聞けばいいのか。
誰に聞けばいいか分からないときは、まず営業担当へ連絡すれば構いません。
営業担当がその場で答えられなくても、内容を確認し、メーカーや施工担当へつないでくれます。
今日は、設備の使い方が分からないときの連絡先について整理してみます。
一度の説明で覚えられなくても大丈夫
リフォームのお引き渡しでは、短い時間にいくつもの説明を受けます。
給湯器のリモコン。
食洗機。
浴室暖房乾燥機。
トイレのリモコン。
キッチンやお風呂のお手入れ方法まで含めると、かなりの情報量です。
その場では分かったつもりでも、すべてを覚えて帰るのは難しいもの。毎日使う機能なら自然に慣れていきますが、たまにしか使わない機能は、次に触るころには忘れていても不思議ではありません。
実際、住宅設備の使い方を専門に説明するサービスもあります。
住宅設備の説明は、それだけで一つの仕事になるほど複雑になっているということです。
一度聞いたことを、もう一度尋ねるのは申し訳ない。
そう感じる方もいますが、あまり気にしなくて構いません。分からないまま触って設定を変えてしまうより、確認してから使うほうが安心です。
取扱説明書や保証書の残し方については、こちらの記事でまとめています。
営業担当も、何でも知っているわけではありません
営業担当は、工事の内容や採用した設備を把握しています。
ただ、すべての設備について、細かな設定やエラー表示まで覚えているわけではありません。
メーカーや機種が変われば操作方法も変わりますし、同じように見えるリモコンでも、ボタンの役割が違うことがあります。
分からないことを営業担当へ聞くと、内容に応じてメーカーの問い合わせ先を案内されることもあります。
営業担当から直接答えを聞きたかった方には、少し物足りなく感じられるかもしれません。ただ、細かな操作については、メーカーへ確認するのが最も確実です。
営業担当が曖昧な記憶で答えるより、詳しい窓口を案内したほうが間違いもありません。
営業担当がすべての答えを知っているわけではありませんが、誰へ確認すればよいかは分かります。
どこへ聞けばいいか迷ったときの最初の窓口として、営業担当を頼ってもらえればと思います。
使い方はメーカー、取り付けは施工会社
問い合わせ先を大きく分けると、設備そのものの使い方はメーカー、取り付けや工事に関することは施工会社です。
迷ったときの目安
- 操作や設定、エラー表示はメーカー
- 水漏れやぐらつき、取り付けは施工会社
- どちらか分からなければ営業担当か施工会社
たとえば、次のような内容はメーカーの相談窓口が向いています。
- リモコンの設定方法
- ボタンや表示の意味
- お手入れ方法
- エラーコードの内容
- 交換できる部品や消耗品
一方、施工会社へ連絡したほうがよいのは、取り付けや配管、工事との関係が考えられる内容です。
- 設備がぐらついている
- 水漏れしている
- 扉や引き出しが当たる
- 設置した直後から正常に動かない
- 壁や床との取り合いに隙間がある
とはいえ、使い方の問題なのか、工事の問題なのかを、お客様が判断する必要はありません。
たとえば「食洗機が動かない」という相談でも、設定が原因ならメーカー、電源や接続が原因なら施工会社が確認します。
その見分けがつかないから困っているわけです。
迷ったら営業担当か施工会社へ連絡し、状況をそのまま伝える。
それで十分です。
設備の不具合かもしれないと感じたときは、まず連絡すべきことも確認してみてください。
連絡するときに分かると助かること
メーカーや施工会社へ相談するときは、設備の名前だけでなく、品番が分かると話が早くなります。
品番は取扱説明書の表紙や保証書、本体に貼られたシールなどで確認できます。
そのうえで、次のようなことが分かれば、確認先も判断しやすくなります。
- どの設備で困っているのか
- 何をしたときに起きたのか
- 画面に何か表示されているか
- いつから気になっているのか
うまく説明できなくても、設備や表示部分をスマートフォンで撮り、その写真を営業担当へ送る方法もあります。
「何と説明したらいいのか分からない。」
そんなときは、写真を一枚添えるだけでも状況は伝わるものです。
リフォーム後のお手入れで迷ったときはこちら。やってはいけないこともまとめています。
こんなことを聞いてもいいのかな
設備の使い方について連絡をいただくとき、
「こんなことで電話して、すみません。」
とおっしゃる方がいます。
けれど、営業側からすると、それほど珍しい相談ではありません。
暖房と乾燥の違いが分からない。
食洗機へ、どこまで食器を入れてよいのか迷う。
トイレの自動洗浄を止めたい。
よく使う方には簡単なことでも、初めて触る方には分からなくて当然です。
せっかく選んだ設備ですから、使える機能は無理のない範囲で使ってもらいたい。そのための確認なら、遠慮するようなことではありません。
迷ったときは、まず営業担当か施工会社へ
設備の使い方に迷ったとき、細かな操作や設定についてはメーカー、取り付けや工事に関することは施工会社が主な相談先になります。
ただし、自分で振り分ける必要はありません。
まずは、営業担当か工事をした会社へ連絡してみる。
担当者が分からなければ、メーカーの相談窓口でも構いません。
お引き渡しの日に説明されたことを、全部覚えておくのは難しいものです。
新しい設備を使いながら、少しずつ慣れていけばいい。
その途中で分からないことが出てきたときのために、営業担当や施工会社、メーカーの相談窓口があるのだと思います。
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