「家は3回建てて、ようやく満足する。」
そんな話を聞いたことはありませんか。
少し大げさにも聞こえますが、私は本当にそう思います。
実は私自身も、これまでに2回リノベーションを経験しています。
そのたびに、
「ここにコンセントを付けておけばよかった。」
「棚をもう一段付ければよかった。」
そんな"住んでから気付くこと"がありました。
リフォームは大きな買い物です。
限られた打ち合わせの中で、これから始まる暮らしを100%想像するのは簡単ではありません。
だからこそ、工事が終わってから追加工事をご相談いただくことは、決して珍しいことではないのです。
基本的には追加工事はできます
結論から言うと、
ほとんどの追加工事は対応できます。
もちろん、追加工事なので費用は掛かります。
正直なところ、追加工事のご相談をいただくたびに、少しだけ申し訳ない気持ちになります。
お客様からお叱りを受けることはほとんどありませんが、
「もっと暮らしを具体的にイメージしたご提案ができたのではないか。」
「もう一歩踏み込んでお話しできたのではないか。」
そう振り返ることがあります。
だから私は、追加工事を減らすこともリフォーム営業の仕事だと思っています。
コンセントを追加したい
これは、本当によくあるご相談です。
家具を置いてみたら、コンセントが家具の裏に隠れてしまった。
家電が増えた。
実際に暮らし始めてから気付くことはたくさんあります。
近くにあるコンセントから分岐できる場合は、比較的工事も小さく済むことがあります。
一方で、新たに配線を引く必要がある場合は、壁や天井の中を通す工事や、クロスの補修が必要になることもあります。
また、エアコンや電子レンジ、トースターなど消費電力の大きい家電は、単純にコンセントを増やせばいいというわけではありません。
専用回路が必要になる場合もあるため、担当者へ相談しましょう。
棚を追加したい
収納を使い始めると、
「ここにも棚が欲しい。」
というご相談もよくあります。
可動棚であれば、棚板と金物を追加するだけで済みます。
ただし、新しく棚を取り付ける場合は、まず希望する位置に下地があるかどうかを確認します。
下地がない場合は、
- 壁を開口する
- 下地を入れる
- クロスを補修する
という工事が必要になることがあります。
一方で、神棚や小さな飾り棚など、あまり荷重が掛からないものであれば、ボードアンカーを使って取り付けられるケースもあります。
取り付けたい物や重さによって工事方法は変わるため、一度相談してみることをおすすめします。
手すりを追加したい
玄関。
階段。
トイレ。
洗面所。
手すりも、住み始めてから追加したいというご相談が多い工事です。
「まだ必要ない。」
そう思って見送る方も多い設備ですが、実際に生活してみると、
「やっぱりあった方が安心だね。」
となることも少なくありません。
事故や同居など特別な事情もありますが、将来的に必要になる可能性があるのであれば、リフォーム工事のときに下地だけでも入れておくことをおすすめします。
後から取り付ける場合は、
- 壁を開口する
- 下地を入れる
- クロスを補修する
という工事が必要になるケースもあるためです。
追加工事は早めの相談がおすすめ
追加工事は、時間が経つほど工事しにくくなることがあります。
例えば、
- 家具が増える
- クロスの日焼けが進む
- 同じ材料が廃番になる
などです。
「やっぱり付けたい。」
そう思ったら、できるだけ早めに施工会社へ相談することをおすすめします。
まとめ
リフォームは、住んでみて初めて気付くことがあります。
それは失敗ではありません。
暮らしが始まったからこそ見えてきた、本当に必要なものです。
「やっぱり付けておけばよかった。」
そう思ったら、一人で悩まず、まずは施工会社へ相談してみてください。
思っているより簡単に解決できることもあります。
「これぐらい相談してもいいのかな。」
そんな内容でも遠慮する必要はありません。
担当した施工会社は、工事が終わってからも住まいの相談相手です。
気になることがあれば、まずは気軽に相談してみてください。
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