テーブルの上に広がる取扱説明書

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取扱説明書と保証書は全部残す?リフォーム後の保管方法

お引き渡しの日。

新しくなったキッチンやお風呂をひと通りご確認いただいたあと、最後に保証書や取扱説明書をお渡します。

設備が多い工事になると、キッチン、お風呂、トイレ、給湯器、換気扇と、それぞれに書類が付いてくるため、全部をまとめると、ちょっとした箱いっぱいになることもあります。

その箱を見て、「これ、全部取っておいた方がいいですか?」と聞かれることがあります。

中には保証書や取扱説明書のほかに、商品のカタログや使う機会のなさそうな紙も入っています。

どれも必要なものに見えますし、捨ててから困るのも嫌なので、迷うのは当然だと思います。

だからといって、すべてを残しておくと、今度は本当に必要な書類が見つかりません。

そんなときは、「保証書だけは、分かる場所へ置いておいてください。取扱説明書は、紙で見たいものだけ残せば大丈夫ですよ」とお伝えしています。

取扱説明書と保証書は、すべて同じように保管する必要はありません。

それほど神経質に考えなくても大丈夫です。


取扱説明書は、全部残さなくても大丈夫です

以前は、取扱説明書をなくすと、ボタンの意味やお手入れの仕方が分からず困ることがありました。

最近は、多くのメーカーがホームページで取扱説明書を公開しています。

メーカー名と品番が分かれば、スマートフォンやパソコンから確認できる設備も増えました。

そのため、取扱説明書をすべて紙で残しておく必要はありません。

もちろん、紙のほうが見やすい方もいます。

お風呂の暖房乾燥機や食洗機、給湯器のリモコンなど、たまにしか使わない機能は、手元の説明書を開いたほうが早いこともあります。

一度でも見たことがある取扱説明書や、紙で確認したいものは、そのまま残しておけばいいと思います。

反対に、一度も開いたことがなく、インターネットでも確認できるものまで、無理に保管し続ける必要はありません。

紙で見たいものだけ残す。

そのくらいで十分ではないでしょうか。


保証書は、分かる場所へ保管しておきましょう

取扱説明書は整理しても、保証書はできるだけ残しておきましょう。

設備の不具合は、お引き渡しの直後に起こるとは限りません。

何年か経ってから、「こんな音、前からしていた?」「最近、少し動きがおかしいな」と気づくこともあります。

そのときになって保証書を探し始めても、どこへしまったのか、なかなか思い出せないものです。

大切にしまったはずなのに、その場所が分からなくなることもあります。

保管方法に決まりはありません。

立派なファイルを用意しなくても、引き出しや収納ボックス、お引き渡しのときに書類が入っていた箱でも構いません。

大切なのは、きれいに整理することよりも、「保証書はここにある」と分かることです。

できれば、家族にも保管場所を伝えておくと安心です。


保証書をなくしてしまったときは

きちんと保管していたつもりでも、保証書が見つからないことはあります。

そんなときは、すぐに諦めず、工事をしたリフォーム会社やメーカーへ相談してみてください。

リフォーム会社に納品記録が残っていたり、設備の品番や製造番号から確認できたりする場合があります。

ただし、保証を受けるための条件は、メーカーや商品によって異なります。

保証書がなくても必ず無料で修理してもらえる、というわけではありません。

保証書は残しておき、それでも見つからなければ相談してみる。

そのくらいに考えておくのがよいと思います。


まとめ

保証書や取扱説明書をお渡しするとき、「全部取っておいたほうが安心ですよ」とお伝えすることもできます。

確かに、それが一番間違いのない答えかもしれません。

ただ、暮らしていると、家電や保険、役所から届くものなど、書類は少しずつ増えていきます。

何でも残していると、本当に必要な一枚が、ほかの書類に埋もれてしまいます。

取扱説明書は、紙で見たいものだけ残す。

保証書は、一か所にまとめておく。

全部をきれいに保管しようとせず、必要になったときに困らないようにしておけば、それで十分です。

数年後に何かあったとき、「保証書なら、あそこに入れてある」と迷わず思い出せること。

書類の量よりも、そちらのほうが大切なのだと思います。


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